2016年11月22日

<研修部>平成28年度第4回研修部症例検討会 発表後記

 平成28年10月20日(木)甲府市東公民館において、第4回研修部症例検討会を開催いたしました。1症例目は、春日居サイバーナイフ・リハビリ病院の小澤しず香先生が「左中大脳動脈領域の塞栓症により失語症を呈した症例」を発表されました。バイザーは湯村温泉病院の浅利さとみ先生、スーパーバイザーを湯村温泉病院の矢澤史帆先生がお引き受けくださいました。2症例目は、甲府城南病院の小野光先生が「失語症を呈した一例における急性期訓練の検討〜急性期STとして学んだこと〜」を発表されました。バイザーは甲州リハビリテーション病院の元木雄一朗先生がお引き受けくださいました。

〜 発表後記 〜


甲府城南病院  小野 光


 今回、発症直後の全身状態が不安定で、耐久性が低く、様々な症状を合併している症例との関わりを通し、急性期のSTの役割、多職種との連携について発表しました。発表を通して、多職種との連携の中で、病棟生活等様々な場面の情報から残存能力や問題点を把握し、時期に合わせた訓練方法を立案し、入院生活環境を整え、基盤的な認知機能のレベルを向上させ、コミュニケーション行動を引き出すことや、回復期での言語訓練につなげる基盤をつくることの大切さを実感しました。今後の臨床の中でも、多職種と密に連携を図り、患者様の症状もきちんと捉えたうえで、評価・訓練できるよう努めていきたいと思います。
 バイザーの元木先生もとより県士会員の皆様には、多くのご指導やご助言を頂きました。心より感謝を申し上げます。h284.om.JPGh284.on.JPG









春日居サイバーナイフ・リハビリ病院  小澤 しず香


 今回の症例検討会を通して、多くの先生方からご指導・ご助言を頂き、心より感謝申し上げます。このような機会を頂いたことで、再度自身の臨床を振返ることが出来ました。本症例と関わらせて頂き、既往に捉われすぎてしまい“現在の症状”の把握が不十分であったと反省しています。この経験から、患者様の現在の機能・能力をとらえる必要があると改めて考えさせられました。今後の課題として、患者様はもちろんのこと、そのご家族を含めた5年先10年先を見据え、考えていく必要があると思います。
最後に、お忙しい中ご指導くださった赤池先生、矢澤先生、浅利先生をはじめ、多くの先生方に心より感謝申し上げます。今後とも、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。h284.ao.JPGh284.o.JPG



posted by st_yamanashi at 23:32| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする