今回は、県立中央病院の中嶋崇博先生に「SLTA実践」と題し、SLTAについてのマニュアル、手順から患者様に対して実施する際の留意点についてご講義頂きました。また、講義後には、グループに分かれ、実技を行いました。
第5回 新卒者研修会を受けて
石和温泉病院 磯野 未季
11月8日(火)の第5回新卒者研修会では、「標準失語症検査(SLTA)実践」をテーマとした、講義と実技が開催されました。臨床で実施する機会の多いSLTAですが、私は手際が悪く、検査中に焦ってしまいます。その為、どのような点に注意し、検査を進めていけば良いのかを学びたいと思い、今回の研修に望みました。
前半の講義では、検査の目的・構成についての説明をして頂きました。また、参加者からの質問に対して具体的な解決案を頂き、適切な評価をする為には、検査の構成や、課題内容の理解が重要であると実感しました。後半の実技では2人1組となり、各ペアに1名の指導者が付きました。そこでは、間の取り方や、教示、そして何より患者様を思う気持ちを常に持ちながら検査を実施しなければならない事について教えを頂きました。
自らの臨床振り返り、検査の実施にばかり気を取られていた事を痛感しました。患者様の負担を軽減し、より正確な評価が出来る為には、日々の学びと経験を積むことが必要だと感じました。
新人研修会も残り1回となりました。1つでも多くの知識を学び、今後の臨床に結び付けられるよう日々努力していきたいと思います。
第5回新卒者研修を終えて
甲州リハビリテーション病院 鈴木悠香
今回、新卒者研修に参加して、SLTAにおける実施方法での工夫や解釈等を細かいところまで分かりやすく教えて頂き、様々なことを学ばせて頂くことができました。普段自分が行っている実施方法についてご指導いただき、改めて自分の実施方法や解釈について見つめ直し、改善点を見つけることができました。今後、SLTAを実際に患者様に実施する機会も増えていく為、今回学んだ実施方法や工夫、解釈等を臨床の場で活かしていきたいと思います。また、1つ1つ疑問等は解決していきながらSLTAの知識を今後も増やし、患者様の負担や反応等も見逃さずに全体像を捉えられるよう努力していきたいと思います。新卒者研修も残り1回ですが、今まで学んだことを臨床の場で実践していき、患者様のことを考えられる言語聴覚士になれるよう努力していきたいです。このような貴重な学ぶ機会を頂きありがとうございました。