2017年11月19日

<学術部> 第3回学術講演会 後記

 「口腔顔面領域の運動機能障害の診方とそのアプローチ -構音障害・摂食嚥下障害・表情-」
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 平成29年10月31日、ぴゅあ総合において第3回学術講演会を開催致しました。今回は上伊那生協病院 昭和大学歯学部 長谷川和子先生をお招きし、「口腔顔面領域の運動機能障害の診方とそのアプローチ -構音障害・摂食嚥下障害・表情-」をテーマにご講演いただきました。今回の講演においても、理学療法士、作業療法士、歯科衛生士と多くの職種の方にご参加いただきました。hasegawa.jpg
 運動機能障害の評価・治療と聞くと、言語聴覚士にとっては苦手意識のある方も多いかと思われます。長谷川先生はその点も踏まえ、構音障害・摂食嚥下障害に限らず、あらゆるアプローチへの土台となる「姿勢」から、事例を交えてお話してくださりました。普段の業務と重ねて、自身の臨床を振り返るよい機会になったとともに、より重度の症例に対しては、STのみならず多職種協働でアプローチすることが大切であると再認識いたしました。大変貴重なご講演をありがとうございました。
 次回、11月20日(月)の実技研修会では、今回の講演を踏まえて、より実践的なアプローチ方法を学べる機会となっています。多くの方のご参加をお待ちしております。
posted by st_yamanashi at 18:11| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする