2017年12月01日

<教育部>第5回新卒者研修会 参加記

 平成29年11月16日に、甲府市東公民館・地域集会室にて第5回新卒者研修会を開催致しました。
 今回は、第4回新卒者研修会に引き続き、SLTAの実技演習を行いました。各グルークに分かれ、モダリティ毎の施行方法を再確認すると共に、結果の解釈等のSLTA施行に伴う疑問点を改めて学ぶ機会となりました。

第5回新卒者研修を終えて
甲府城南病院 柳原 友佳子

 sinkensyu4-1.jpg今回の研修では、前回に続き「SLTAの実施方法」について実技を通してご指導頂きました。受講者2名1組に対して、県士会の先生1名に担当して頂き、当日は県士会副会長の赤池三紀子先生に担当して頂きました。少人数でのグループワークの為、わからないことをその場ですぐに質問できることで疑問が解決しやすく、赤池先生の豊富な知識や臨床でのご経験を聞く事ができ、とても勉強になりました。
指導内容については、マニュアルに記載されている内容のみでなく、普段検査を施行している中で気が付いていなかった癖を御指摘頂き、貴重な体験となりました。また、セラピストの相槌や検査の施行速度等が患者様の心理面・言語機能の双方に影響を与えることを教えて頂き、患者様の気持ちを最優先に考えてSLTAの施行する事が最も大切であると感じました。
今回の研修では、改めて検査に対する心構えや失語症の患者様の気持ちを第一に考えて進めていく事を再認識・再学習することができました。次の日の臨床から意識・実践できるご指摘やお話を多く聞く事が出来たので、今後の臨床に活かして日々患者様と向き合っていきたいと思います。



第5回新卒者研修を終えて
甲府城南病院 佐藤 淳貴

 sinkensyu4-2.jpg今回の研修では、前回に引き続きSLTAの実技演習を行いました。新人二人一組に豊富な臨床経験をもつSTの先生がついて下さったので、今まで気付かなかった自身の教示の誤りや各検査項目での実施手順の注意点等をその都度教えて頂く事ができました。また、記録に時間がかかる事で患者様を待たせしまい不安にさせている、自身の相槌やアイコンタクトが不足している事など、自身では気づかなかった配慮が足りない点を助言していただきました。更に、他病院の先生とペアになることで、他病院の教示や記録する上での工夫点も知ることができ、大変良い機会となりました。今後、患者様の言語能力を正しく評価できるよう、さらに研鑚を重ねていきます。
posted by st_yamanashi at 20:33| 参加記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする