2018年01月15日

<研修部>平成29年度第4回研修部症例検討会 発表後記

 平成29年12月19日(火)甲府市東公民館において、第4回研修部症例検討会を開催いたしました。1症例目は、甲州リハビリテーション病院の渡邊妙美先生が発表されました。バイザーは湯村温泉病院の池神多加子先生がお引き受けくださいました。2症例目は、甲府城南病院の中山栞先生が発表されました。バイザーは甲府共立病院の望月眞由美先生がお引き受けくださいました。


〜 発表後記 〜

甲州リハビリテーション病院  渡邊 妙美

 今回、外来リハビリで関わっている症例の言語性短期記憶の評価及び代償手段の導入・汎化をテーマに発表をさせて頂きました。第4回症例検討会(渡邊先生).jpg
 今回の発表を通して、症例に合わせたより個別化した訓練が不十分であったことを反省しました。外来という限られた中であっても、訓練内容や宿題を工夫しながら、症例の機能や生活・就労に関わっていきたいと思います。そのためにも、定期的な機能評価が必須であり、その評価をもとに、困難な事がどのような援助があれば出来るのか、ということを明確にすることがより質の高い生活・就労に繋がることを学びました。また、今回の発表を経験し、症例報告書やスライド、動画等、「わかりやすく伝える」ということが難しいことを改めて感じました。バイザーの池神多加子先生には様々なことをご指導頂きました。心より感謝申し上げます。また、発表では諸先生方から質問やご指導を頂き、大変勉強になりました。貴重な機会を作って頂き、ありがとうございました。
 今後も日々の臨床をまとめ、発表することを継続して行い、患者さんに還元していけるよう日々精進してまいります。


甲府城南病院  中山 栞

 今回、非日本語話者失語症者の評価・訓練について発表いたしました。第4回症例検討会(中山先生).jpg
 非日本語話者失語症者の言語評価・訓練を初めて経験し、介入当初はコミュニケーション手段に迷い、関わりの中で評価や訓練の検討に時間を要してしまいました。また、外国人であるという先入観から、文化背景や言語の違い等にとらわれて過ぎてしまった事が今回の反省です。
 本症例を経験し、非日本語話者失語症者への評価・訓練の難しさを実感しました。しかし、言語面だけでなく、非言語を用いて関われる部分では、日本語・非日本語話者ともに、共通することも多い事等、様々な見方を学ぶことが多くありました。
 公の場での症例発表を初めて経験し、とても緊張しましたが、バイザーの望月先生をはじめ、他の病院の先生方から貴重なアドバイスを頂くことができました。ありがとうございました。


posted by st_yamanashi at 21:05| 発表後記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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