「第五回新卒者研修に参加して」
甲州リハビリテーション病院
海野 友希
この度、第五回目の新卒者研修に参加させて頂きました。研修では「SLTAの話す・書く・計算の実技演習」で、多くの事を学ばせて頂きました。現在、臨床でもSLTAを行っていますが、「話す・書く」側面はヒントの提示の仕方が異なり、臨機応変に対応しなければならず、判断に悩む部分があります。そのため、今回研修で実際に行い、疑問に思っていることや不安だった点を質問することができ、大変貴重な時間となりました。また、私は段階を決める時に迷うことがありました。その場合は、患者さんの様子に合わせてSTが判断していくという事が分かりました。患者さんにとっては負担となるため検査を行う前に確認しておく必要があると思いました。
今回教えて頂いたことを臨床へ活かすために再度確認していきます。そして、SLTAを行う際には患者さんの様子も把握しながら、慌てず柔軟に対応していきたいです。
「第五回新卒者研修会を終えて」
甲府城南病院
市野直樹
第五回新卒者研修会では、前回に引き続き「SLTAの実施方法」を受講しました。<話す>、<書く>、<計算>の演習を2人1組にて、ファシリテーターの先生に付いて頂き実施しました。ファシリテーターの先生からは、自身の癖や、苦手な箇所をご指摘頂くことができました。自身では気づけない点についてアドバイスを頂ける機会は少ない為、しっかりと振り返りたいと思います。また、例題の重要性についてのご指導も頂きました。患者様が課題をしっかりと理解した状態で実施できるよう、例題で説明を十分に行えるようにしていきます。
さらに、“全員実施”の項目は実施する機会が多いものの、まんがの書字や短文の書取は中止基準に当てはまることが多く、実施する機会が少なかったこともあり、曖昧となっている部分が多い事を痛感しました。適切な評価基準やヒントなど基本的なことも再度見直し、明日からの臨床に臨みたいと思います。
また、患者様に合わせた教示方法や検査を取る上での工夫などをご指導頂き、とても参考になりました。
新卒者研修では毎回言語聴覚士としての基礎を丁寧に教えて頂いています。頂いたご指導を活かして日々の臨床に励みます。


