2020年01月10日

2019年度第7回新卒者研修会参加記

令和元年12月16日、国立病院機構甲府病院4階大会議室において、第7回新卒者研修会を開催いたしました。半年間実施してきた研修会の統括として、症例報告及び検討を行いました。また、最後に実施した1分間スピーチでは、これまでの感想やこれからの抱負など、それぞれの思いを発表していただきました。

「新卒者研修を通して学んだこと」
甲府城南病院 小池七海
 第7回の研修では、症例報告を行いました。症例の全体像をまとめ、発表することは難しく、当日担当していただいたバイザーのSTからの助言を聞き、観察が不十分であったことや、自身の視野の狭さを感じる機会となりました。又、症例発表後のディスカッションでは、自分の意見を発言する際も、実際に言葉に出して伝えると、何を伝えたいのか、内容が曖昧となってしまい、相手に伝えることの難しさを痛感しました。言語を扱う専門職としてコミュニケーションスキルの大切さを改めて感じることができました。
全7回の研修を通して、臨床に役立つ講習等、様々な事柄を学ぶことができ、言語聴覚士とは何か、考え直す機会となりました。また、同じ悩みを抱える同期の先生方と普段の臨床の様子等を話すことや共に学べたことは、心の支えにもなりました。一人ひとり異なった環境の中、専門職として経験を積んでいる様子を聞くことができ、自身にとって刺激にもなりました。これから、さらに経験を積み、互いに刺激を与えることができるような言語聴覚士を目指していきたいと思います。ご指導してくださった、県士会の先生方に深く感謝申し上げます。
「第7回新卒者研修を終えて」
富士吉田市立病院 金丸亜美
 今回、第7回新卒者研修に参加し、これまで学んできた内容の総括として、症例報告及び検討をさせていただきました。人前で症例報告する機会が臨床現場に入ってから1度もなかったため、どの情報を伝えるか、時間配分はどの程度かなど考える良い機会となりました。また他の先生方の報告を聞き、自分にはない着眼点や結果の解釈を知ることができました。報告後の検討会では、疑問に感じていた点や様々なアプローチ方法など、臨床に活かせる多くのアドバイスを頂きました。今回の研修は様々な視点に気付くことができたとても有意義な時間となりました。これまでの研修で学んできたことを、今後の臨床現場や症例報告等につなげていくことが出来るよう、努力していきたいと思います。

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posted by st_yamanashi at 14:05| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする