2020年11月17日

2020年度第2回新卒者研修会参加記

「第2回新卒者研修を終えて」
 
山梨リハビリテーション病院 古西叶佳
 この度、「認知症サポーター養成講座」に参加させていただきました。認知症について学び・考えることで、自分の中で「認知症」に対する考え方が大きく変化しました。今までは「認知症」というだけで無意識のうちにレッテルを貼り、認知症だから○○というような、何か特別な区別をしてしまっていたように思います。しかし、「認知症」に囚われてはその人自身の人間性や悩みを無視してしまうことになると気付きました。
 実際、私は認知症と診断を受けていた患者様との関わり方に悩んでいました。「なぜすぐに怒ってしまうのか」「なぜリハビリを拒否するのか」など相手にばかり原因を探していました。しかし今回の講義を受けて、自分の行動・発言が原因でBPSDを引き起こしていたのかもしれないと気付くことが出来ました。もう少し早く自分の関わり方を見直すことが出来ていれば、良い関係性を築けていたかもしれないと思うと心苦しいです。
 今後も、認知症の患者様と関わる機会は多いと思います。今回の自分の経験と講義で学んだ知識を活かし、相手は何に困っているのか、自分の対応は相手の負担になっていないかなど、よく考えて関わっていきたいです。
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posted by st_yamanashi at 13:08| 研修会参加記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする