2018年11月12日

<生涯学習部>平成30年度 第2回学術講演会後記                 「発達性ディスレクシア―音韻の発達と障害を中心に―」

H30生涯学習部研修会 原先生.jpg平成30年10月12日に、ぴゅあ総合において第2回学術講演会を開催致しました。今回は、上智大学大学院 言語科学研究科 言語聴覚研究コース 原 惠子 先生をお招きし、「発達性ディスレクシア―音韻の発達と障害を中心に―」をテーマにご講演いただきました。成人領域においても、元々発達障害を持ち、さらに後天的な問題が加わった患者さんにお会いする機会は少なくありません。そのため、今回先生から教えて頂いた発達期の障害について正しい知識を身に付けておくことは、どの領域においても重要であると改めて感じました。特に、音韻意識についてのお話はとても興味深く、失語症の臨床でも大変参考になる内容でした。また、読むことが難しいことが、語彙の獲得や学習全般に影響し、いかに「すらすら読める」か、ディコーディングが自動的にできることが語彙の獲得において重要であることを学び直すことができました。
貴重なご講演をありがとうございました。

posted by st_yamanashi at 16:01| 講演会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月20日

<生涯研修部>平成30年度第2回学術講演会のお知らせ

詳しくはこちら

日 時:平成30年10月12日(金)18:30〜20:30
場 所:ぴゅあ総合 大研修室
講 師:上智大学 原 惠子 先生
テーマ:発達性ディスレクシア-音韻の発達と障害を中心に-
会 費:県士会員・関東圏都県言語聴覚士会員/ 無料
    非県士会員・他職種/ 500円 
posted by st_yamanashi at 19:15| 講演会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月05日

<生涯研修部>第1回学術講演会後記

「地域支援における言語聴覚士の役割〜介護支援専門員の立場から〜」

平成30年6月6日に、ぴゅあ総合において第1回学術講演会を開催致しました。
今回は、 竜王リハビリテーション病院 在宅統括管理監 看護部長 鈴木 伸治 先生をお招きし、H30gakujutu1.JPG「地域支援における言語聴覚士の役割〜介護支援専門員の立場から〜」をテーマにご講演いただきました。当県士会は急性期や回復期の病院に勤務している会員が多く、生活期や地域に従事している会員は少ないため、鈴木先生のご講演を拝聴できたことは大変貴重な経験となりました。介護保険制度におけるリハビリテーションでは、対象者の生活において必要な「活動」「参加」の目標をより具体的に設定することが重要であること、またそのための多職種との密な情報交換が大切であることを改めて学ぶことができました。退院後の生活を踏まえたリハビリテーションを実践できるよう、入院早期から情報交換をし、医療介護連携が行えるよう言語聴覚士からも積極的に発信していきたいと思います。貴重なご講演をありがとうございました。
posted by st_yamanashi at 07:43| 講演会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする