2019年03月12日

<生涯研修部>平成30年度第5回症例検討会発表後記

甲州リハビリテーション病院
神田 絢子

 今回、「左下前頭回・左島皮質・左大脳基底核病変により流暢性失語を呈した一例」をテーマに発表をさせて頂きました。
 症例について、検査や病棟での生活場面、ご本人やご家族への聴取などから問題になっていることを抽出し、原因を探っていく過程では、私一人では考えつかなかった様々な視点をもつ必要があることを学びました。原因へのアプロ―チ方法が不十分であり、患者様からいただいた情報を活かしきれていなかったことは今回の反省点です。原因の核となっていることを見つけ、少しでも元の患者様のコミュニケーション能力に近づけることができるのかを考えることが大切だと改めて感じました。
 バイザーを引き受けてくださった高橋先生を始め、発表当日は諸先生方からご意見やご指導を頂き、大変勉強になりました。貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。今回学んだことを今後の臨床に活かしていけるよう精進して参ります。IMG_5630.JPGIMG_5632.JPG







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2018年11月15日

<生涯研修部>平成30年度第3回症例検討会の発表後記

石和温泉病院
磯野 未季

今回、「左視床出血により失語症・高次脳機能障害を呈した症例ヘのアプローチ−評価・訓練について−」をテーマに発表させて頂きました。
症例検討会を終えて、日々の業務における自身の経験不足さ、知識不足さを再度認識しました。また患者様の全体像を調べ把握していく中で、日常生活場面からの症状の分析や、検査・訓練時の患者様の反応、病巣から症状を分析する事の難しさを痛感する良い機会となりました。今回の症例検討会で得た知識を元に再度自身の考えを見直し、退院後に患者様がより安心した生活が営めるよう、今後も実用的コミュニケーションに向けて関わっていきたいと思います。
今回の症例発表をするに当たり、バイザーの石田礼先生を始め、発表当日は諸先生方から沢山のご意見やご指導を頂き、大変勉強になりました。今回学んだ事を今後の臨床に活かして行けるよう、日々精進していきたいと思います。ありがとうございました。

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2018年09月20日

平成30年度第2回症例検討会発表後記

 平成30年8月16日(木)甲府市東公民館において、生涯研修部第2回症例検討会を開催いたしました。甲府城南病院の松本英之先生が発表され、バイザーは春日居サイバーナイフ・リハビリ病院の佐々木蘭子先生がお引き受けくださいました。

発表後記
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甲府城南病院 松本英之
 今回、「重度失語症を呈した一例における訓練の検討〜理解訓練を中心に〜」をテーマに発表しました。訓練をふりかえる中で、反応や症状に合わせた的確な評価・訓練を行うことで、重度の失語症であっても改善につながることを改めて学ぶことができました。一方、評価に対する分析や理解訓練に対する考え方が不十分であったこと、症例の能力を把握しきれなかったことなど反省すべき多くの点にも気付くことができました。また、発表においては、相手に伝わりやすい簡潔なプレゼンテーションや受け答えをすることの難しさを痛感しました。
 発表まで何度も挫折しそうになりましたが、佐々木先生のご指導をはじめ、当日諸先生方からいただいたご意見は大変勉強になりました。今回学んだことを今後の臨床に活かせるよう努力していきたいと思います。

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