2016年12月04日

<教育部>平成28年度 第5回新卒者研修会 参加記

平成28年11月8日に、国立病院機構甲府病院にて、第5回新卒者研修会を開催いたしました。
 今回は、県立中央病院の中嶋崇博先生に「SLTA実践」と題し、SLTAについてのマニュアル、手順から患者様に対して実施する際の留意点についてご講義頂きました。また、講義後には、グループに分かれ、実技を行いました。
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第5回 新卒者研修会を受けて

石和温泉病院 磯野 未季

 11月8日(火)の第5回新卒者研修会では、「標準失語症検査(SLTA)実践」をテーマとした、講義と実技が開催されました。臨床で実施する機会の多いSLTAですが、私は手際が悪く、検査中に焦ってしまいます。その為、どのような点に注意し、検査を進めていけば良いのかを学びたいと思い、今回の研修に望みました。
 前半の講義では、検査の目的・構成についての説明をして頂きました。また、参加者からの質問に対して具体的な解決案を頂き、適切な評価をする為には、検査の構成や、課題内容の理解が重要であると実感しました。後半の実技では2人1組となり、各ペアに1名の指導者が付きました。そこでは、間の取り方や、教示、そして何より患者様を思う気持ちを常に持ちながら検査を実施しなければならない事について教えを頂きました。
自らの臨床振り返り、検査の実施にばかり気を取られていた事を痛感しました。患者様の負担を軽減し、より正確な評価が出来る為には、日々の学びと経験を積むことが必要だと感じました。
 新人研修会も残り1回となりました。1つでも多くの知識を学び、今後の臨床に結び付けられるよう日々努力していきたいと思います。
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第5回新卒者研修を終えて

甲州リハビリテーション病院 鈴木悠香

 今回、新卒者研修に参加して、SLTAにおける実施方法での工夫や解釈等を細かいところまで分かりやすく教えて頂き、様々なことを学ばせて頂くことができました。普段自分が行っている実施方法についてご指導いただき、改めて自分の実施方法や解釈について見つめ直し、改善点を見つけることができました。今後、SLTAを実際に患者様に実施する機会も増えていく為、今回学んだ実施方法や工夫、解釈等を臨床の場で活かしていきたいと思います。また、1つ1つ疑問等は解決していきながらSLTAの知識を今後も増やし、患者様の負担や反応等も見逃さずに全体像を捉えられるよう努力していきたいと思います。新卒者研修も残り1回ですが、今まで学んだことを臨床の場で実践していき、患者様のことを考えられる言語聴覚士になれるよう努力していきたいです。このような貴重な学ぶ機会を頂きありがとうございました。
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posted by st_yamanashi at 15:17| 参加記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月23日

<教育部>平成28年度第4回新卒者研修会 参加記

平成28年9月8日に、甲府市東公民館 地域集会所にて、第4回新卒者研修会を開催いたしました。
 今回は、甲府城南病院の桂川謙祐先生、山梨大学医学部附属病院の石田礼先生に「神経心理検査の診方」と題し、普段の臨床で実施することの多い検査について、また、県士会副会長でもあります、甲府城南病院の中村晴江先生からは、「対人コミュニケーションの基礎V」について、貴重なご講義を頂きました。

新卒者研修に参加して

甲府共立病院 山川大樹

今回第4回新卒者研修に参加したことで、自分の経験や知識不足を痛感し、今後学ばなければならないことの多さを改めて実感できる貴重な機会になりました。
研修内容「神経心理検査の診方」では日頃実施する回数の比較的多い、HDS-R、MMSE、レーブン色彩マトリックス検査について、評価の実施法から採点法、解釈の仕方まで分かりやすく学ぶことができました。細かい手技や教示方法など、普段行なっていて幾つか不明瞭だったことを明確にすることができました。またそれにより今後患者さんに対し、検査を実施するにあたっての強い自信となりました。
「対人コミュニケーションの基礎」では‘上司と部下‘といった具体的な人間関係を例に、社会人として業務に取り組むにあたり必要な、社会性の高め方・信頼関係の築き方などを学ぶことができました。また最後に行なったミニゲームでは同期の先生方と交流を深めながら‘コンセンサス‘(複数人の合意・意見の一致)を図ることの難しさと、その大切さを感じることができました。今回学んだことをさっそく日々の業務に活かしていきたいとおもいます。

山梨県言語聴覚士協会 第4回新卒者研修を終えて

甲府城南病院 上田 菜緒

今回の研修では中村副会長に「職業人のコミュニケーション」、桂川先生、石田先生に「レーヴン色彩マトリックス検査 (RCPM)、改訂長谷川式簡易知能評価スケール (HDS-R)、Mini Mental state Examinaition (MMSE)の概要や解釈」について教えていただきました。検査の概要や解釈についての講義ではよく臨床で行う検査であったため、解釈の仕方を復習することができ、自分の観察力をより磨いていかなければならないと改めて思いました。また、解釈の仕方によってはADLの向上の指標にもなることを学びました。中村副会長の講義では、「コンセンサス」をテーマにグループワークを通し、コンセンサス作りの難しさを痛感しました。「三人寄れば文殊の知恵」のように、自分の意見を主張するだけでなく、他の意見もよく聞きながら、考えを出し合わなければ、よりよい結論や対策は出てこないことを学びました。また、「部下力」の中で「上司に親機能を求めない」という言葉が印象強く残っています。言語聴覚士として働き始めて半年経ちましたが、今までを振り返って考えてみると、求められたことに対してそれ以上の結果を出すという意識が低かったのではないかと思います。今後は、インプット以上にアウトプットを繰り返して上司に少しでも信頼され、今後の成長につながるように努力を積み重ねていきたいと思います。新卒研修は残り少なくなってきましたが、言語聴覚士としてスキルアップできるように1つ1つの講義を大事にしていきたいと思います。有意義な講義を開催していただき、深く感謝いたします。
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posted by st_yamanashi at 22:55| 参加記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする