2020年10月15日

2020年度第1回新卒者研修会参加記

 コロナ渦により例年に比べ約4ヶ月遅れとなりましたが、令和2年9月28日に、第1回新卒者研修会を開催致しました。山梨県言語聴覚士会会長の内山量史先生に「言語聴覚士の職務と役割」と題しご講義頂きました。初のZOOM開催となりましたが、滞りなく行われました。
「第1回新卒者研修を終えて」
甲州リハビリテーション病院 石間戸 香穂
 この度はZOOMにて開催された第1回新卒者研修会に参加させて頂きました。入職してから半年が経ちましたが、知識不足、またその知識を活用する想像力が足りず、悩みは尽きません。そんな中、今回の研修会でSTとしてどういった心構えを持つべきなのか、リハビリテーションの目的とは何か改めて考えることができ、大変勉強になりました。統計を見ながら、実際の日常生活場面でどのようなことに困難があるのか教えて頂き、退院後の患者様の生活の様子について漠然としか考えられていなかったと痛感しました。退院後、患者様が家庭や地域の中でどんな役割を果たしたいのか確認することや、それを実行するためにはチームで話し合いどんな工夫が必要か考えることが大切であると実感しました。STとしての知識はもちろんですが、患者様に寄り添ったリハビリを行うためにも、新たな提案や工夫を行うためにも一般的な教養も兼ね備えていかなければならないと感じました。今後も患者様に寄り添ったリハビリを提供できるよう精進していきたいと思います。

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2019年12月09日

2019年度第6回新卒者研修会参加記

令和元年11月14日に、甲府市東公民館 地域集会所において、第6回新卒者研修会を開催いたしました。今回は、第5回に引き続き、SLTAの話す・書く・計算の実技演習を学びました。前回同様、体験に基づくアドバイスやマニュアルにない部分を多く教わり、臨床技術の向上につながったのではないかと思います。

「第6回新卒者研修会に参加して」
石和温泉病院 飯塚 真
 令和元年11月14日(木)に甲府市東公民館にて開催された、第6回新卒者研修会に参加させて頂きました。今回、「SLTAの検査概論および実技演習(聞く・読む)」を受講し多くの事について実技指導を受け、自分の未熟さを痛感しました。SLTAの教示を行う際に、必要以上に助詞を強調してしまう癖や、マニュアルに沿わない箇所を指摘して頂きました。また、マニュアルからでは学べない臨機応変な対応や、患者様の気持ちに寄り添った声掛け、観察すべきポイントなどを教えて頂きました。今まで意識してこなかったことや考えてこなかったこと、私自身の課題などを自覚する事ができ非常に有意義なものとなりました。
今の私はSLTA実施時に、検査の手順を遂行する事に精一杯になっており、患者様の言語機能にとらわれてしまい、全体像を捉える視点が欠けていました。まずは適切な評価基準やヒントの提示方法など検査手順を身につけ、余裕を持ち検査に臨みたいと思います。そして、今回学んだ事を活かし患者様をしっかりみられるように努力していきたいと思います。

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2019年10月19日

2019年度第4回新卒者研修会参加記

 令和元年9月19日に、甲府市東公民館 地域集会所において、第4回新卒者研修会を開催致しました。今回は、甲府城南病院の中村監事より、STとして患者様とコミュニケーションをはかる上で必要な対人コミュニケーションスキルについて講義を頂きました。臨床場面での自分を振り返るよい機会となり、また、効果的なコミュニケーションスキルを学ぶことができた大変有意義な研修でした。
 
「第4回新卒者研修を終えて」
春日居サイバーナイフ・リハビリ病院 依田夏輝
 今回、第4回新卒者研修に参加し、「対人コミュニケーションの基礎」を受講させていただきました。講義ではコミュニケーションについて聴く、話すの側面からそれぞれ、必要なスキルを学ぶことができました。実際に体験することで、スキルの重要性を感じることができました。また、心的距離についても講義を頂き、患者様との訓練時の距離感について学びました。
講義を受講し、コミュニケーションとは何かを考えることができました。現在の患者様とのコミュニケーションについて振り返ると、相手のことを知るために、こちらの聴く態度はどうであっただろうか、一方的に話してしまってはいなかっただろうかと、聴く、話す双方向のスキルがまだまだ身についていないと痛感しました。ミラーリンクやバックトラッキングなどのスキルを自分自身のものにしていくことで今のコミュニケーションよりもさらに上の段階を目指していきたいと思います。また、スキルだけでなく患者様から信頼をえられるようなセラピストになりたいと思います。

「第4回新卒者研修に参加して」
恵信梨北リハビリテーション病院 斉藤俊太郎
 第4回新卒者研修に参加し、対人コミュニケーションの基礎というテーマでお話をしていただきました。お話の中で特に興味をひかれたのが相手の話を聴く「聴く態度」についてでした。普段、聴く態度をあまり意識せずに患者様と接しており、改めて自身の臨床を見直すきっかけになりました。バックトラッキングや人間肯定法などの方法を意識することによって、患者様とのラポールを形成し、より多くの発話を引き出すことができるのだととても勉強になりました。今回学んだ内容は日々の臨床を行うにあたり非常に重要なことだと感じました。今後「聞く」ではなく「聴く」をしっかりと意識して患者様と向き合っていきたいと思います。
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