令和元年9月19日に、甲府市東公民館 地域集会所において、第4回新卒者研修会を開催致しました。今回は、甲府城南病院の中村監事より、STとして患者様とコミュニケーションをはかる上で必要な対人コミュニケーションスキルについて講義を頂きました。臨床場面での自分を振り返るよい機会となり、また、効果的なコミュニケーションスキルを学ぶことができた大変有意義な研修でした。
「第4回新卒者研修を終えて」
春日居サイバーナイフ・リハビリ病院 依田夏輝
今回、第4回新卒者研修に参加し、「対人コミュニケーションの基礎」を受講させていただきました。講義ではコミュニケーションについて聴く、話すの側面からそれぞれ、必要なスキルを学ぶことができました。実際に体験することで、スキルの重要性を感じることができました。また、心的距離についても講義を頂き、患者様との訓練時の距離感について学びました。
講義を受講し、コミュニケーションとは何かを考えることができました。現在の患者様とのコミュニケーションについて振り返ると、相手のことを知るために、こちらの聴く態度はどうであっただろうか、一方的に話してしまってはいなかっただろうかと、聴く、話す双方向のスキルがまだまだ身についていないと痛感しました。ミラーリンクやバックトラッキングなどのスキルを自分自身のものにしていくことで今のコミュニケーションよりもさらに上の段階を目指していきたいと思います。また、スキルだけでなく患者様から信頼をえられるようなセラピストになりたいと思います。
「第4回新卒者研修に参加して」
恵信梨北リハビリテーション病院 斉藤俊太郎
第4回新卒者研修に参加し、対人コミュニケーションの基礎というテーマでお話をしていただきました。お話の中で特に興味をひかれたのが相手の話を聴く「聴く態度」についてでした。普段、聴く態度をあまり意識せずに患者様と接しており、改めて自身の臨床を見直すきっかけになりました。バックトラッキングや人間肯定法などの方法を意識することによって、患者様とのラポールを形成し、より多くの発話を引き出すことができるのだととても勉強になりました。今回学んだ内容は日々の臨床を行うにあたり非常に重要なことだと感じました。今後「聞く」ではなく「聴く」をしっかりと意識して患者様と向き合っていきたいと思います。



posted by st_yamanashi at 00:00|
研修会参加記
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